続き
reactable、という楽器
これも展示された作品の中の一つ。
最近、TENORI-ONだったり、Monomeだったり
色々と面白い楽器が出てきているが、
この楽器はもう少しフィジカル、かつマルチユーザーでも使えるという楽器。
青く光る台上に、キューブだったり、丸いパーツを置くことにより
それが相互に反応し、出る音が変わっていく、というもの。
また、そのパーツを回したりすることでも音色が変わっていく。
夢中になって遊んでしまった.
楽器から作る、というのは面白い。
電子楽器なのだったらなおさらだ。
Roundsに関係ないようだけど、今はその通り、ほとんど関係ない。
けれども、メディアアートが持っている双方向での楽しみ方、
という部分は取り入れていきたいと、当初から考えている。
まだまだ、まったく形は見えていないのだけれども。
先週、1年ぶりにYCAM(山口情報芸術センター)に行ってきた。
雪がぱらついて、えらい寒い日だったけれども、新山口駅からバスで約30分。
(電車は本数がとても少ないのでバスの方がベター)
何かRoundsで使えそうなアイデアがあったらいいな、と思い、
ミニマム インターフェース 展、という企画展を見てきた。
http://minimum.ycam.jp/
フライヤーだけ見てみても、
さすがにインターフェースがテーマの展示だなぁ、
と思わせる驚きがあり、その他の展示もメディアアートならではの
ワクワク感や驚きがあって非常に楽しい展示だった。
そのフライヤーには16個の穴が空いているのだけど、
そのフライヤーを入り口他、数ヶ所に置いてある台の上に置き、
その穴を指で塞ぐと、塞がれた穴によって異なる展示の紹介画像映像が、
台の上に表示される、というもの。
この展示のナビゲーションデザインはLeading Edge Designという会社の作品。
on the fly @ minimum interface from Hisato Ogata on Vimeo.
この作品、上側の面は完全に平面なのだけれども、真ん中に水が張られていてこぼれない。
さらには、紙で作られたアメンボのような小さな模型が浮いているのだが、染み込まない。
これは、どちらも撥水加工を施したものであるためらしい。
沢木耕太郎『凍』を読んだ
静かに感動した こうしちゃいられない
その気分をK2という音にどれだけのせられるかが自分の課題になるだろう
(PE)
と言っても、少し前のNHKで再放送された山野井夫妻に心動かされて
彼らに関する本を読んだだけなのだけど
田舎に行けば行くほど夜が静かなように
山も高ければ高いほど夜は何も音がしないらしい。
高所でのビバーク時に聞こえる音と言えば、
雪崩の音だったり、吹雪の音だったり、風の音だったり
どれも身近では聞きたくない音ばかりだ。
そんな山、で鳴る音を想像して音を選ぶ。
そんな山、で聴きたい音を想像して音を選ぶ。
極端な音に偏ってしまいそうなのだが、
そればかりではないはずだから、そこは柔軟に。
(PE)
今日 クラカワー『荒野へ』(内容説明)を読んでみた K2だから
----
山とかキャンプ自分も好きだけど
自分にはアラスカの荒野でひとり餓死してしまった彼みたいな「思想」はない
ただ楽しいからやってるだけだ
----
頂上の景色が見たいのと登る事それ自体と友達と一緒にキャンプとかBBQやるのが楽しいからやってるだけだ
というのが強い印象として残った
----
「思想としての登山・旅」は自分の身の丈にあってないな と思った
下にle tissueが書いたような、
メディアアート的要素にはとても興味がある。
イベントの中に取り入れていきたい。
そんな新しい技術もそうだけど、
と同時に古くからある要素にも魅力を感じたりもする。
たとえば影絵のような動きを映し出す。
Roundsとは関係ないが、ダンスとかでも
影絵だけのダンスとか見てみたいな。
他にもOHPとか使って画像を映したりとか。
今の時代大学とかに捨てられたりしてないのかな?
###
ミニマルテクノを聴いている時の気持ちよさ、
これって自分の中の奥の方から昂揚させられる気持ちよさ、
すなわち自分のペースで上げられる、ってことなのだと
思うのだけれども、映像でもそんな風なのが見たいなぁ。
ゆっくりとした変化の中に驚きがある、みたいな?
ま、映像に限らず、光、というもう少し大きな枠でとらえたい気もする。
vonfactory
Processing(proce55ing)というプログラミング言語。
電子アートとビジュアルデザインのためのオープンソースプロジェクトらしい。javaっぽい。
カメラ、音など繋いでインタラクティブな映像をつくれそう。
ラウンズでDJの出してる音やお客さんの動きに合わせて映像が変化していったら面白そうだ。
未来派図画工作ていうメディアアートなんかをつくってる人が、これで作品をつくっている。
この前、d.v.dも使っていた。
by PE
抽象的な音が合いそうだ
ノイズはstrrugle for prideが好きだ
ドラムベースギターボーカルが渾然一体にmixingされてるノイジーなアンビエントとして聞ける
テンポ遅い曲で割れまくった低音が延々と続いていい感じ
ただし実際に使うのは勇気がいる
robert glasperがやってる曲 j dillaludeは de la soulの曲stakes is highだった
そこで使われてるのはahmad jamalの曲swahililandのピアノのサンプリング…
jazzをサンプリングして作ったhiphopの曲をまたjazzでやってみる
しかも jazzy hiphopじゃなくてjazzとして
glasperがやってること凄く面白い
次回のRoundsは、"Rounds K2" 12/20(sat)
K2 : 山の名前です。
パキスタンと中国の国境付近にまたがるカラコルム山脈、
そこに連なる山々の中の一つで標高はエベレストに次いで第二位。
なんとなく、ここ何年か世間は山ブームなのではないか。
ということで、K2という響きもよかったので、前回のミーティングで
K2に決まりました。
ということで、どんな音にしようか、と思って
久々にsmall musicに行ってみた。
お店の人に勧められた GASというアーティストによる"Nah Und Fern"
この20世紀の終わりに作られた4枚組アンビエント、
これがすばらしかった。
ひたすらに単調に、暗く、たまにシューゲイズっぽい光を感じさせながらも
暗く、ただし黒くはない。
ビートはbasic channelにも似たような感じの太めのやつがずっと続く。
vonfactory
これは、2007年春からつくばでやっているRounds(http://roundsfrog.jugem.jp)という
イベントの製作過程記録みたいなものです。
RoundsのWEBに情報が少ないので
このブログには、Roundsでの音のイメージアイデアや、普段聞いている音、最近入手した音や、
Roundsの映像、空間面でのアイデアや試し事などを、載せていく予定です。